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マリアム・バタシヴィリMariam Batsashvili

ピアノ

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Profile

2021年5月 読売日本交響楽団、2022年3月 東京都交響楽団と共演予定!





1993年ジョージア生まれ。

2011年若いピアニストのためのリスト国際コンクール(ワイマール)にて優勝。続いて、14年、第10回フランツ・リスト国際コンクール(ユトレヒト)で優勝。

これまでに、オランダ放響、ロッテルダム・フィル、MDR響、ブリュッセル・フィル、BBC響、ロイヤル・フィルなどと共演。また、ボンのベートーヴェン音楽祭、シュレスビッヒ=ホルシュタインなど、国際的な音楽祭にも数多く招かれている。

ウィーンのムジークフェライン、ベルリン・フィルハーモニー、アムステルダム・コンセルトヘボウ、サンクトペテルブルク・フィルハーモニア、チューリッヒ・トーンハレ、ザルツブルク・モーツァルテウム、ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、ハンブルクのエルプフィルハーモニー、ロンドンのサウスバンク・センター、ウィグモア・ホールなどで演奏している。ベルリン・フィルハーモニーでは、”Debüt im Deutschlandfunk Kultur”シリーズの一環として演奏している。

17/18シーズンのBBC New Generation Artistsに選出された。

19年7月、初来日。新日本フィル定期演奏会(指揮:上岡敏之)に登場。好評を博した。また8月にはBBCプロムスでクララ・シューマンの協奏曲を演奏。ワーナーから、ショパンとリストの作品をおさめたCDが発売され、大きな反響を得た。

20年6月、カンブルラン指揮、読売日響公演に出演予定だったが、コロナ・ウィルス感染拡大の影響で中止。今、最も再来日が待ち望まれているピアニストの一人。








■演奏会評

ああ、なんて素晴らしく、雄大な出だしなのだろう。マリアム・バタシヴィリはチャイコフスキーのピアノ協奏曲ロ短調を力強く弾き始めた。ただし荒々しくはなく、むしろ気高さを伴って。(中略)この若いピアニストの打鍵は見事にクリアで、完璧に弾くことや見世物のように演奏することに本人は興味ないように見えながら、それでいて技術的にも完璧である。いや、彼女は全く別のものに興味を持っているのであろう。例えば自身の演奏だけでなく、表情やジェスチャーなどオーケストラと緊密なコンタクトを取る上で必要なものに。彼女はコンサートとして共に音楽を作っていく術を、最高のセンスで理解している。

南ドイツ新聞

飯森範親指揮、ヴュルテンベルク・フィルとの共演について。

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いくつもの感動的な瞬間... バタシヴィリはいつも自然で、かつ正確な深い詩情を作り出す。

彼女の魔法がかった瞬間はいつも一貫しており、それぞれ妙技は感情表現と見事に調和している...彼女の演奏は客観的な知性を映し出している。

南ドイツ新聞

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マリアムの繊細なタッチと、女性らしい柔らかさが超越した雰囲気を作り出していた。

Auditorium 誌

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このコンクールはマリアム・バタシヴィリを勝者として迎え幸運であろう。彼女の自然で鋭い解釈、そしてカリスマ的な外見と高品質な音は、ヴィルトゥオーゾたちの中でも滅多に聴くことができない。

ザ・ピアニスト