Artists

アーロン・ピルサンAaron Pilsan

ピアノ

Profile


1995年、オーストリア生まれ。5歳からピアノを始める。


ザルツブルク・モーツァルテウム大学でカール・ヘインズ・キャンメルリングに師事。現在はラルス・フォークトの教えを受けている。


ドイツの雑誌「Fono Forum」により、2011年のベスト・ヤング・アーティストに選出された。また14年には、ECHOライジングスターに選出され、ヨーロッパの数多くの檜舞台で演奏する機会を得た。


すでにアムステルダム・コンセルトヘボウ、ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、ウィーンのコンツェルトハウス、パリのフィルハーモニーなどで演奏しており、グシュタード・メニューイン・フェスティバル、シューベルティアーデ、ルール・ピアノ・フェスティバル、シュヴェツィンゲン音楽祭、ブレゲンツ音楽祭、ブレーメン音楽祭、ヴュルツブルク・モーツァルト音楽祭、メクレンベルク=フォアポンメルン音楽祭、キッシンゲンの夏音楽祭などの著名音楽祭にも頻繁に招かれている。


またこれまでに、スピヴァコフ、ネヴィル・マイナー、準メルクル、ステファン・ザンデルリンクらの著名指揮者たちと共演。


室内楽の分野でも積極的な活動を展開しており、イザベル・ファウスト、シャロン・カム、シマノフスキー弦楽四重奏団、クレモナ四重奏団などと共演している。


イェルク・ヴィトマン、トーマス・ラルヒャー、レザ・ワリーなど、現代音楽の作曲家とも頻繁に仕事をしている。


フランスのレーベル、ナイーブからリリースされたデビューCD、シューベルトとベートーヴェンの作品集は、高い評価を得た。特に「グラモフォン」誌は「斬新・必聴!」と評価し、またピルサンを「音楽性をひたむきに追求する特筆すべきしなやかさ」を持つピアニストと評した。18年1月には、ドイツ・グラモフォンから、長年の室内楽のパートナーであるキアン・ソルタニ(チェロ)とのデュオアルバム”HOME”がリリースされた。


幅広いレパートリーを誇っているが、特にバッハの演奏は高い評価を得ている。