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菅野 潤Jun Kanno

ピアノ

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桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。三浦浩、御木本澄子、高良芳枝、安川加壽子各氏に師事。来日したオリヴィエ・メシアン夫妻との出会いを機に、フランス政府給費留学生として、パリ国立高等音楽院に留学。ピアノをメシアン夫人のイヴォンヌ・ロリオ、室内楽をモーリス・クリュット、ブルーノ・パスキエ各氏に師事し、ピアノ科、室内楽科をそれぞれ一等賞を得て卒業。 その後、パリ・エコール・ノルマル音楽院に在籍し、審査員全員一致で演奏家資格を得て、ジェルメーヌ・ムニエ氏の助手となる。さらにヴラド・ペルルミュテール、ゲオルギー・シェベックの両氏について研鑽を積む。

数々の国際コンクールに上位入賞の後、パリを拠点とし、内外で演奏活動を行っている。 これまでに、パリ・シャンゼリゼ劇場、及びサル・カヴォー、東京・サントリーホール、及び紀尾井ホール、ロンドン・セントジョンズ、ローマ・テアトロギオーネ、ザルツブルク・ミラベル宮など世界各地の主要ホールでの演奏会の他、ミュンヘン交響楽団、ポーランド国立クラクフ交響楽団、ザルツブルク室内管弦楽団、ベルリン室内合奏団、NHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団などと共演。

室内楽の分野でも積極的に活動しており、ウィーン弦楽四重奏団、ザルツブルク・モーツァルテウム四重奏団、またピエール・アモワイヤル、ヴェルナー・ヒンク、ヴラディミール・メンデルスゾーン、ダニエル・グロギュラン、ブルーノ・パスキエの各氏らと、欧州各国、米国、及び日本で定期的に共演している。

1996年から2007年までバルセロナ・カレーロ音楽院教授。ロンドン、ポルト、メシアンなどの著名国際コンクールの審査員として、また夏期講習及び公開講座(ケルン音楽大学、フィエゾレ音楽院、ハートフォード大学、桐朋学園大学、ソウル藝術大学)の講師として招聘されている。

これまでに、バッハからメシアンまでのレパートリーを収めたCDがフランス、スイス、及び日本でリリースされている。