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シューマン・クァルテットSchumann Quartett

弦楽四重奏

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Profile

2013年5月ボルドー国際弦楽四重奏コンクール優勝

2012年シューベルト&現代音楽国際コンクール優勝




エリック・シューマン(第1ヴァイオリン) Erik Schumann, 1st Violin

ケン・シューマン(第2ヴァイオリン) Ken Schumann, 2nd Violin


ファイト・ヘルテンシュタイン(ヴィオラ) Veit Hertenstein, Viola

マーク・シューマン(チェロ) Mark Schumann, Cello  


07年にケルン(独)で結成。国際的ソリストとしても知られるエリック・シューマンが第1ヴァイオリンとリーダーを務め、その弟であるケン・シューマンが第2ヴァイオリン、マーク・シューマンがチェロを担当。ヴィオラはドイツ出身のファイト・ヘルテンシュタイン。

11年パオロ・ボルチアーニ・コンクール(伊)入賞、大阪国際室内楽コンクール2位を経て、12年シューベルト&現代音楽国際コンクール(墺)優勝。さらに13年に最も権威あるコンクールとして知られるボルドー国際弦楽四重奏コンクール(仏)で優勝。以降、ムジーク・フェライン、コンツェルトハウス、ウィグモアホール、ベルリン・フィルハーモニー、コンセルトヘボウなどのヨーロッパ各地の名門ホールで演奏を重ね、クァルテットとしての国際的キャリアを急速に築いている。14年にユルゲン・ポント財団より室内楽賞を授与された。

16年シーズンから3年間、ニューヨークのリンカーン・センター室内楽協会のレジデントに選出。15/16年はエステルハージ宮殿(墺)のレジデントを、また09年よりデュッセルドルフのロベルト・シューマン・ホールでレジデントを務めている。22/23は、シンガポールへのツアーとアムステルダムのコンセルトヘボウで2回、ロンドンのウィグモア・ホールで3回演奏をした。

メナヘム・プレスラー、ザビーネ・マイヤー、アルブレヒト・マイヤー、アンナ・ヴィニツカヤ、ラモン・オルテガ・クエロ、アンドレアス・オッテンザマー、ニコラス・アルトシュテットなどとアンサンブルも積極的に展開。

クァルテットとしてケルン音楽大学でアルバン・ベルク弦楽四重奏団に師事。またマドリードのソフィア王妃音楽大学でギュンター・ピヒラー(元アルバン・ベルク弦楽四重奏団リーダー)に師事。さらにハラルド・ショーネヴェーグ(ケルビーニ四重奏団)、ハイメ・ミュラー、エバーハルト・フェルツなどからも貴重な指導を受け続けている。

CDも積極的に発表中。15年発売の「モーツァルト/アイヴス/ヴェルディ」でBBCミュージックマガジンアワード、17年発売CD「Landscapes」(ベルリン・クラシックス)でドイツ・レコード批評家賞、さらに18年発売の「Intermezzo」はドイツで最も権威のある「オーパス・クラシック賞」を受賞。

ますます今後の活躍に注目が集まっている期待の弦楽四重奏団である。

http://www.schumannquartett.com



■第一ヴァイオリン/エリック・シューマン Erik Schumann

1982年ケルン生まれ。リューベック音楽院を経て98年よりケルン音楽大学で学ぶ。14歳のとき巨匠クリストフ・エッシェンバッハ氏に認められ、99年シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン国際音楽祭に出演。04年には同音楽祭で『レナード・バーンスタイン賞』を受賞。00・01年とラヴィニア音楽祭(シカゴ)に出演。これまでに、G.クレーメル、Y.バシュメットらと室内楽で、シカゴ響、パリ管、ハンブルク北ドイツ放送響、チューリッヒ・トーンハレ管、バンベルク響、BBCフィルなど共演。日本では、N響、都響、読売日響、東響、京響、神奈川フィルなどと共演する他、小澤征爾氏からの指名を受けて小澤征爾音楽塾や水戸室内管弦楽団へ参加している。07年ドイツのAviレコードよりデビューCDをリリース。また2014年にアレキサンダー・シェリー指揮ニュルンベルク交響楽団とのブラームスのコンチェルトのCDをリリース。1830年製G.F.プレッセンダを使用。現在、フランクフルト音楽・芸術舞台大学で教授を務めている。

http://www.erikschumann.com/langswitch_lang/en/  

■第二ヴァイオリン/ケン・シューマン Ken Schumann

1986年ケルンに生まれ。4歳でヴァイオリンを始め、12歳でソリスト・デビュー。10歳よりザハール・ブロンに師事し、ケルン音楽大学にて同教授のクラスににて学ぶ。その後、リューベック国立音楽大学のトーマス・ブランディスの元で研鑽を積む。2013年、レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリン・コンクールにて前衛作品演奏賞受賞をはじめ、数々のコンクールに入賞。室内楽でも02年にドイツのコンクールで妹のリザと弟のマークと組んだ弦楽三重奏で優勝。



■ヴィオラ/ヘルテンシュタイン ファイト Veit Hertenstein


85年ドイツのアウクスブルク生まれ。5歳でピアノとヴァイオリンを始め、15歳でヴィオラに転向。15年からドイツのデトモルト音楽大学でヴィオラの教授を務め。いくつかの権威あるコンクールで優勝。第1回東京国際ヴィオラ・コンクールにて第3位並びに聴衆賞を受賞。またオルフェウス・コンクールの優勝者としてEURO-ClassicsからデビューCDをリリースした。09年、ジュネーヴ高等音楽院卒業、今井信子氏に師事。


 


■チェロ/マーク・シューマン Mark Schumann

1988年ケルン生まれ。4歳からチェロを始める。7歳で全ドイツ学生音楽コンクール第1位、11歳でオーストリアのチェロ・ジュニア国際コンクールで優勝。ドイツ国内の学生の中から唯一人に与えられる2012年度メルキッシュ文化賞受賞。ケルン国営放送、バイエルン国営放送等で度々演奏が紹介されている。日本では07年スロヴァキア・フィルのソリストとしてサントリホールで鮮烈なデビューを飾った。また09年に読売日響と共演。D.ゲリンガス、H.シフ、F.ヘルマーソンらに師事。ケルン音楽大学でニコラ・アルトシュテットに師事。その後ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学修士課程にて研鑚を積む。1710年製カルロ・ジュゼッペ・テストーレを使用。
http://www.markschumann.de/



 

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